今月初(8/4)、AQUOS sense3のAndroid10アップデートが配信されたので適用しました。アップデート自体はほぼ自動で行われ、OS本体及びgoogleアプリなど主要アプリは問題なく動作しています。
「IT機器はヌイてなんぼ」の世界観である以上、AQUOSにエロゲストアアプリである「アニゲマ」を先日インストールしてみました。「アニゲマ」自体すでに廃れた感があり、最近はコンテンツもあまり更新されていません。ビジュアルアーツがそのうちDMMあたりに、事業ごと売却してしまうかもしれません。とは言うものの、過去に購入したオカズは結構豊富なため無視するわけにはいかないのです。
Android10では従来とは異なり、野良アプリのインストールにつき、個々のアプリ毎に許可しなければなりません。「提供元不明アプリの一括インストール許可」はありません。
ダウロード後、インストールの許可を求めてくるので許可、ストアアプリ自体のインストールはうまくいきました。しかし、この後問題が。ダウンロードした個々のコンテンツにつきタップしてもインストールできません。
Android10になって急に動かなくなった、ないしインストールできなくなったというアプリは多数報告されています。原因の大半は、アプリの権限設定が従来から大幅に変更されている点にあります。「アニゲマ」ストアアプリ本体の動きを調べたところ、以下の事実が判明しました。
・ストアアプリがダウロードする各アプリは、標準のダウンロードフォルダの配下に置かれない。ストアアプリ自体がもつデータフォルダの下に置かれる。
・標準のダウンロードフォルダ配下に置かれないため、OSが各ダウロードアプリを個別許可設定が必要な野良APKと認識できない。
・このため、タップしてもダンマリ状態。回避するにはファイルマネージャでダウンロードしたAPKを直接インストールする必要がある。
回避方法としては以下の通り。
1. アプリをダウンロードしたら、そのままストアアプリでインストールせず、一旦終了すする。
2. Files等のファイルマネージャで以下のフォルダを開く。
内部ストレージ > Android > data > jp.co.product.visualartsmarket > files > apk
3. 先程ダウンロードした作品のAPKファイルがあるのでタップ。インストールを許可して続行。
問題なくインストールできれば後は普通のアプリと同じです。
この手のバグは、野良アプリといえどもアプリ側で対処して欲しいところです。余談ですが、エロゲはダークモードになりません。