【Chromebook】Androidエロゲのデータ保存場所
Chromebookでは、1.ChromeOS領域、2.Android領域、3.Linux領域 の3者は完全に分離されており、相互にファイルシステムを参照することはできません。ただし共有の仕組みはあります。
例: ChromeOS本体とAndroidの場合
SDカードが装着されている場合、デフォルトで共有され相互に参照可能。またダウンロードフォルダもデフォルトで共有される。
設定 → ストレージ管理 → 外部ストレージの設定
チェックをOFFにすれば、AndroidアプリからSD_カードの読み書きができなくなります。
ファイルのやりとりはSDカードを経由もしくはダウンロードフォルダを経由して行うことができます。
この仕組みのため、AndroidアプリのセーブデータなどはChromeOS本体のファイルマネージャからは見ることができません。Androidエロゲを購入してChromebookでプレイしていたが、急な出張が入りスマホで続きをプレイしたいのだが、どうすればいいのか?エロゲのような野良アプリはクラウドセーブなどには当然対応しておりません。
半勃ちのまま終わっては、世の中の性犯罪が増えるというもの。以下のようにすれば、大半のAndroidアプリにつきセーブデータを拾い出せます。
1. Android用のファイル管理ソフトをGooglePlayストアからインストールする。
スマホで使い慣れたものがあればそれで可。CXファイルエクスプローラやEZファイルエクスプローラなど。
2. インストールしたファイル管理ソフトを開くと、Androidのファイル構造が見えます。
ストレージ直下のAndoridの下に通常アプリのデータが保存されます。
3. Android/dataの下に提供元のURLパッケージフォルダがあるので、該当するエロゲの製造元のパッケージを探します。DMMのAndroidエロゲであれば、jp.co.dmm.・・・といったパッケージ名になります。
上のようにSAVEといったわかり易いフォルダないしファイルがあればいいのですが、中には意味不明のファイル名になっていたりしたりするものもあります。これは作り手によるものなので、どうしようもありません。
4. SAVEファイルを特定できたら、SDカードないしダウンロードフォルダにコピーして、ChromeOS本体側にもってきます。ChromeOS側でGoogleドライブにあげる等でセーブデータを他の端末に移動できます。スマホに配置する場合は、先程の3と同じ場所にセーブデータを置きます。
5. 以上は、アプリが最近のAndorid仕様に従って作られているケースです。アプリによっては古いAndoridバージョンとの互換性のために、アプリ固有領域にセーブデータを保存していたりするものがあります。この場合は、ルート化してターミナルからデータを特定し吸い出す作業が必要になり途端に敷居が高くなります。