先日のChromeOSアップデートで、オンライン授業アプリであるClassroomが改良されたようです。Webアプリなので、Chromebookに限定されず、Windows、Mac等Chromeブラウザが動作するOSならば使えます。またAndroid用のアプリもあります。Googleアカウントがあれば誰でも使用でき、教育機関向けのエディションは無料かつ容量無制限のようです。コロナの影響下、採算を無視してその拡大を食い止めようとする企業姿勢は評価に値します。しかし、技術の進歩は下半身に訴えて、成果が出始めるというものです。
1. Classを作成する
Chromeブラウザがインストールされた段階で、すでに使用可能な状態にあります。
右上にある9つ並んだボタンを押せば、出てきます。なければ「その他のソリューション」を選択し、一覧の中から選択します。
Classroomを初めて起動したときはそのまま、クラスの作成に入ります。作成を飛ばしても右上の「+」ボタンからいつでもクラスは追加できます。
必要なのは「クラス名」だけで、後は適当につけていいかと思います。
全般セクションの中に、「クラスコード」がありますが、これを生徒に伝えて、生徒側はクラスを選択する際にこのコードを入力します。ストリームの扱いは注意が必要です。教師側から一方的に情報を垂れ流すだけにするか、生徒側からのレスポンスを認めるか、天秤にかける必要があります。生徒からのレスポンスを認めた場合、スマホで撮影したブツをチン添えしてくるかもしれません。
2. 課題を出す
「授業」タブで「+作成」を選択すれば、教師側から課題を出すことができます。
なにやら、色々作成できそうです。テスト等難しいものは嫌いなので、とりあえずシンプルな課題を作成します。
タイトルをつけ、詳細(省略可)を記載。添付ファイルも付けることができます。「課題の作成」で完了。課題として添付するファイルをClassroom内で閲覧しようとした場合、ファイル形式がGoogleドライブで再生できる必要があります。例えば、動画であれば、wmvやMPEG、movなどです。それ以外のファイル形式は一旦PCにダウンロードして、専用のソフトで閲覧する必要があります。これらの添付ファイルは当然、Googleドライブの容量を消費するので、あまりに巨大な動画等は添付に際して注意が必要です。
3. 課題に回答する
生徒側をスマホと仮定して、クラスに参加すると、以下のような画面が現れます。
この課題に対して回答します。教師に対してだけ回答したいときは「限定公開のコメント」、クラス全体に対して公開したいときは「クラスのコメント」に回答します。
添付動画は、スマホで再生できるファイル形式であれば、そのまま再生されます。
4. 生徒からの回答を採点する
生徒の回答に対して、採点して返却します。
「生徒の提出物」タブで、回答が表示されているので、採点して返却ボタンを押します。返却すると、親切なことに生徒側へGmailが飛ぶようです。
以上が一連の流れです。
まとめ
「そこそこ、エロ展開も可能なのでは?」と見受けました。ClassroomのURLをコピーしてtwitterやブログに張り付けておけば、エロ物を共有することが可能です。ただ、動画を公開したいだけならYouTubeを使ったほうが遥かに楽なので(こちらは容量の制限なし)、動画以外のメディア共有手段として活用する道を探る必要があります。
もっとも、あまりに本来の趣旨とかけ離れた使用方法が蔓延すると、いきなりサービス停止になるかもしれません。過去にGoogleが急にサービス停止した事例は、枚挙に暇がありません。