Ubuntu20.04LTS上にWineを導入します。最新バージョンは6.5まで上がっているようですが、今回はUbuntuソフトウェアセンターにあるバージョン5を使用します。
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最終目標は、Ubuntu上で最近のWindowsエロゲを動かすことです。
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WineはもともとPOSIXに準拠したUNIXオペレーティングシステム上で、Windowsアプリケーションを実行させる仕組みです。Windowsアプリケーションが利用するAPIをPOSIX標準のものに置換え実行する仕組みのため、DosBoxやVMwareといったエミュレーターや仮想環境とは異なります。動作速度がネィティブアプリとほぼ変わらず、動作させるためのOSライセンスを必要としないのは利点ですが、エミュレーターや仮想環境に比較し動作が不安定なアプリケーションもそこそこあります。バージョンが低い頃は「動いたら儲けもの」程度でしたが、最近では「ほぼ問題なく動作する」に変わってきているようです。
Wineのインストール
まず、32bitアプリケーションが正常動作するようにUbuntu自体のi386アーキテクチャを有効にします。すでに実行されているなら必要ありません。
$ sudo dpkg --print-foreign-architectures
と入力し、i386と表示されたら32bitアーキテクチャは追加されています。表示されない場合は、以下のコマンドを入力します。
$ sudo dpkg --add-architecture i386
Wine本体はソフトウェアセンターからダウンロードするのが一番楽です。
「Wine」で検索すればすぐに見つかります。aptでインストールする場合は以下のコマンドです。
$ sudo apt-get install wine
Ubuntuでサポートされているのはバージョン5までなので、いずれの方法でもバージョン5がインストールされます。最新のものを使いたい場合は、WineHQの公式ページに従いインストールする必要があります。
Wine本体と同時にWineの設定ツールであるWinetricksも一緒にインストールしておきます。ソフトウェアセンターにあるものはバージョン5に対応しています。
インストール完了後、Wineを最初に起動するとホームディレクトリ直下に.wineディレクトリが作られます。ここがWineのホームディレクトリになります。
$ winecfg
と入力してWineの設定画面が表示されればインストール成功です。