先日、Aquos sense3がAndroid11にバージョンアップされました。Android9から10への時とは異なり、アプリの動作に影響を及ぼすような大きな変更点はありません。
今回のバージョンアップで地味な機能がいくつか提供されています。中でもスクリーンレコードの機能がOS標準機能として搭載されたので、さっそく試してみました。
デフォルトではクイック設定パネルに登録されていないので、画面上の鉛筆マークを押しパネルに登録します。
下にスクリーンレコードのアイコンが出てくるので、クイック設定パネル上にドラッグします。
クイック設定パネル上でアイコンをクリックすると開始説明が出てきます。
録音は「デバイスの音声」と「マイク」を選択できます。アプリが内部音声録音に対応していれば、ゲームの実行時音声等を録音できます。マイクは外部音声録音なので、ゲームの実況を自分で入れたい時等に使います。「開始」ボタンを押せば3秒後にスタートです。
録画を停止するときは、通知領域の停止をタップしますが、このとき停止動作も一緒に録画されてしまうため、動画を公開するときには編集作業が必要になるかもしれません。※本稿と全く関係ないですが、早くアプリを修正して欲しいものです。
従来はサードパーティ製のツールを使わなければ実現不可能だったスクリーンレコードが、OS標準機能として搭載されたことは注目に値します。ゲームの実況放送などに役にたつ一方、エロストリーム動画やAndroidエロゲのプレイ画面を無断でキャプチャすることにも一部使えます(配信元による)。ちなみにスクリーンレコード自体はDRM解除にあたらないので、著作権侵害に該当するような違法行為ではありません。