【Ubuntu】USB無線LANアダプタを認識させる
無線LAN子機、ELECOM WDC-300SUシリーズをUbuntuに認識させる備忘メモ。USB接続でノートPCでもデスクトップでも使用可能。そこそこ出回っている。メーカー公式のLinux用のドライバはないが、Ubuntuで標準搭載されているドライバrtl8192cuで使用することが可能。
デフォルトではrtl8192cuは有効化されていないので、まずこれを使えるようにする。
1. lsusbでUSB接続機器のベンダIDとプロダクトIDを調べる。
$ lsusb
エレコムのベンダIDは056e。
2. 以下のコマンドを実行。
$ sudo modprobe rtl8192cu
$ echo "056E 4009" | sudo tee /sys/bus/usb/drivers/rtl8192cu/new_id
$ echo "rtl8192cu" | sudo tee -a /etc/modules
"056E 4009"とあるのが、ベンダIDとプロダクトID。
これで、無線LANアダプタが認識され、Ubuntuの設定画面に無線LANの項目が現れる。
3. PC起動時に無線LANドライバを自動で組み込むには、上記コマンドを/etc/rc.localに記載し、実行権限を与えればいい。
/etc/rc.localの例
#!/bin/sh
echo "056E 4009" | tee /sys/bus/usb/drivers/rtl8192cu/new_id
exit 0
/etc/rc.localの有効化は前回記事参照。