勃てよ、国民!

下ネタあり、閲覧注意!

【Ubuntu】エロ動画を編集する

Ubuntu上での動画編集ソフト「ShotCut」を使用した際のメモ。WindowsMacに劣らずUbuntu上でも簡単に動画編集ができます。

www.shotcut.org

 
ShotCutの概要

Windows版、Mac版もあるのでご存知の方も多いかと思います。Ubuntuにも対応しておりソフトウェアセンターからインストール可能です。ライセンスフリーで無料、無広告。オープンソースに由来するソフトは有能なものが多く、機能も豊富で有料ソフトに比べても引けを取りません。

・クリップのトリミング

・テキストテロップ挿入

・音楽挿入

・モザイクかけ

・その他

基本的な動画編集はこのソフトで出来てしまいます。対応フォーマットはMP4を始め、3gp, asf, avi, flac, h261・・・・といった具合にほぼすべての動画フォーマットに対応しています。

 

ShotCutの簡単な操作方法

機能が豊富であるため、使い方を極めようとしたら結構大変です。しかし、日常の動画編集では、スマホやデジカメで撮影した動画をトリミングして繋ぎ合わせて編集するといった作業が中心かと思います。TwitterInstagram等に動画を投稿しようとした場合、ファイルサイズに制限があるため動画のトリミング作業は欠かせません。以下、やり方のメモです。

 

1. ShotCutを起動し、「ファイルを開く」から編集したい動画を選択し、表示された動画を「タイムライン」パネルの上にドラッグします。動画ファイルを直接パネルの上にドラッグしても構いません。

f:id:self_fella:20210417135526p:plain

 

2. 次に動画の切り取り開始位置を決めます。V1と表示されている抹茶色部分の右端が動くので、時間メモリ等を参考にしながらドラッグして開始位置を合わせます。

f:id:self_fella:20210417135725p:plain

 

3. 開始位置を決めたら、タイムライン上の▼マークをドラッグし、終了位置を決めます。

f:id:self_fella:20210417135908p:plain

 

4. 開始終了を設定したら、タイムライン上で動画を右クリックし「切り取り」を選択します。ツールバーにあるハサミボタンでも可。

f:id:self_fella:20210417140051p:plain

 

5. ツールバーにある「貼り付け」ボタンを押します。切り取った部分だけの新規クリップになります。

f:id:self_fella:20210417140250p:plain

f:id:self_fella:20210417140311p:plain

 

6. 最後にトリミングした動画を書き出します。「ファイル」メニューから「映像を書き出す」を選択。

f:id:self_fella:20210417140523p:plain

「ファイルの書き出し」ボタンを押します。デフォルトではMP4フォーマットで出力されますが、他の形式も選択することができます。

 

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  • 発売日: 2020/10/23
  • メディア: DVD-ROM
 

 

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【サガフロ】リマスター版 Chromebookでは動作しません

すいません。前回の記事でサガフロリマスター版がChromebookでできるような記事を書いてしまいましたが、Chromebookでは端末非対応としてインストールすらできません。ロマサガ2、3とChromebookで快適に動作していたので、今回も同様だろうと思ったら甘かったです。ゲームエンジンCRIWAREに変更されていました。APKだけ引き抜いて、直接Chromebookに転送しインストールを強行してみましたが無理でした。

play.google.com

スマホでチョロチョロ動かしてみましたが、とても実用に足るものではないです。場所を選ばすプレイできるという利点はあるものの、操作に神経を使うのは避けられず、マップ操作にしろ戦闘コマンド操作にしろゲームコントローラには敵いません。

 

今回、Android版のプレイは諦めます。一日待って、steam版でプレイします。

 

【追記】

ChromebookやPC-Androidでプレイできないなら、クラウド同期の必要性半減です。セーブデータのバックアップか機種変更時くらいしか使えません。

 

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【サガフロ】リマスター版 検証項目の整理

スクウェアから1997年に発売されたサガフロンティアが、リマスター版として4月15日から配信されます。対応プラットホームはAndroidiOS、steam、Playstation4/5、switch、とほぼ全てのゲーム環境に対応しています。

 

リマスター版なので、初代プレイステーション版から大きな変更点はないようです。発売は当初夏頃と言われていましたが、今回は珍しく早まっています。プラットホームがプレイステーションに移行した途端に、シリーズの目玉であった馬具がめっきり減っており、円滑なリマスターができたのでしょう。

サガフロンティア

サガフロンティア

  • 発売日: 1997/07/11
  • メディア: Video Game
 

 

変更点

以下、周知されている変更点です。

 

1. 退却が可能となった

旧作では退却ができず、戦闘回数に比例して敵が強くなっていく仕組みでした。戦闘回数に応じたレベルはシステムデータとして記憶され、次周回以降の敵味方初期レベルやラスボスの強さなどに反映されました。戦闘をこなせばこなすほど攻略の足枷となり、「敵よけ」スキルが要求される場面も多かったです。敵は見えるものの、急に向きを反転して襲ってくる輩も多く、ゲームコントローラの巧みな操作が必要でした。当然のことながら、スマホのタッチプレイには全く向きません。

この点を考慮してか、新作では「退却」が可能となるようです。退却しても敵のレベルはそのままで上昇しないそうです。

 

2. 没シナリオの追加

アセルス編で当初予定されていたが、没になったシナリオが実装されるそうです。「解体真書」や「裏解体真書」の随所で触れられています。

 

3. ヒューズ編の追加

これも当初予定されていたが、時間の都合上没企画となったようです。とはいうものの今回のリマスターの目玉であることは間違いないです。ヒューズ編自体は「裏解体真書」にベニー松山氏による小説が掲載されています。ゲームでの流れもほぼこのシナリオに沿った形になるみたいです。

・レンを仲間にできる

設定はあるものの即退場してしまったキャラですが、今回ヒューズ編ではプレイヤーが操作できるキャラクターとして仲間にできるそうです。IRPOの隊員は全員仲間にできます。

・全主人公を仲間にできる

残り7人の主人公シナリオ全てに関わっていたヒューズですが、主人公となることで残りの7人の主人公を全て仲間にできるそうです。他の主人公では仲間にできなかったブルーやレッドを仲間にできます。

・全主人公のラスボスと戦える

残りの主人公を仲間にできることに関連しますが、全主人公のラスボスと戦うことが可能だそうです。戦えるラスボスは残り7人のシナリオクリアに影響されるので、7人をすべて終えてからヒューズ編を始めるのが効率がいいかもしれません。

 

検証項目

以下、検証項目です。

 

1. ブルー(ルージュ)編

ラストは「あのまま」なのか?気になる点ではありますが、ヒューズ編の導入により、その後の流れが垣間見れるかもしれません。

 

2. アセルス編

アセルスのシナリオは大きく3つに分岐します。「妖魔武具への憑依」という面倒な分岐条件もあったため、今回のシナリオ追加で分岐条件にどう影響を及ぼしているか、要検証事項です。

 

3. エミリア

レンがプレイアブルキャラクターになることと関連し、彼とジョーカーとの関係は明らかになる?この点もヒューズ編の導入により、解決されるかもしれません。

 

4. レッド編

全シナリオを通じて、個人的に一番好きなイベントはアルカイザーによる「仲間見殺し」イベントであります。シンロウ遺跡で一旦負けて地下に閉じ込められた後、仲間を助けずにそのまま闘技場に向かいベルヴァとの決闘に勝つと基地ごと爆破、以降仲間は登場しなくなります。アルカイザー一人旅のための犠牲として重宝されるイベントですが、今回「教育上よくない」等の理由により廃止されていたら興醒め、往年のファンを失う結果となるでしょう。サガシリーズは王道ではありません、鬼畜道です。

 

5. クーン、T260G、リュート

特に旧作との変更点はないかと思われます。

 

6. ヒューズ編

新シナリオなので全体が検証項目です。特に注目すべき点をあげます。

・ブルーとルージュを同時に仲間にできるのか?

・パーティをレッドと残り全員メカにした場合、アルカイザーに変身できるのか?

・レンとエミリアを同時に仲間にできるのか?

・「盾のカード」イベントの展開はどうなる?イベント自体がなくなり既入手扱いになった場合、朱雀道場が使えなくなる?

 

7. その他

・アイテム引継ぎ

今までのリマスター作品同様、シナリオ展開に関わるのもは引継ぎできないと思われます。例:砂の器。幻魔は引継ぎできてもいいと思われますが、これが引き継げるとゲームバランスが崩れそうな気がします。例:全員幻魔装備による全員幻魔相破、味方キャラが全滅しても敵を倒せる?

・金儲け

普通にできると思います。というよりもできなきゃ困る。例:スクラップ屋、金交換所。

・技、見切り、術、能力値引継ぎ

技や術は各キャラクターに付与され、道場等での引継ぎはありません。技や見切りはそのまま引継ぎできても問題ないかと思いますが、術はいささか微妙です。というのもブルー編では術の資質を得ることがシナリオ進行条件になっているためです。この点につき「術の引継ぎは認めるが資質の引継ぎは認めない」という形で妥協が図られるかもしれません。HP等の能力値引継ぎもチートを許すか許すまじか、微妙なところです。

 

サガフロンティアは各主人公のシナリオが長大であり、タイムアタックを目指すでもない限り、全員攻略に非常に時間がかかる作品です。配信後、ぼちぼちとプレイ日記を上げていきますが、ゆったりとしたものになるかもしれません。あと、プレイ環境はロマサガ3同様、Chromebookを使います。Android版を購入予定の方は、スマホだけでは操作がしんどいので、購入をおすすめします。普通のUSBゲームコントローラならほぼ動作します。

 

 

 

【Ubuntu】WineでWindowsエロゲを動かす

では、実際にWineを設定し、Windowsエロゲを動かしてみます。

 

Wine5では既定で、DirectXをはじめとするWindowsDLLの設定(内蔵版)がすでにされています。このため、特に必要なければいじる必要はありません。初期状態ではWindows7 + DirectXバージョン9, 10, 11相当の環境になっているはずです。大抵のエロゲはこの初期環境で動作します。

f:id:self_fella:20210406150245p:plain

winecfgを動かした所。もし、デフォルトから変えたいときは、Windowsバージョンを変更したり、ライブラリタグで異なるバージョンのWindowsDLLを設定します。

 

フォントの設定についてはいじる必要があります。OSのシステムフォントを使用しているエロゲはフォントを正しく設定しないと文字化けが起こります。フォントはWinetricksを使用してインストールしますが、GUIだと進捗状況が見えないので、コマンドで操作します。

$ winetricks allfonts

途中でエラーが出て、すべてのフォントがインストールできるわけではありません。特に巷で日本語環境に必須と言われているcjkfontsはインストールできません。とりあえずコマンド終了後の状態は以下のようになります。

f:id:self_fella:20210407111503p:plain

 Winetricksで「Install a font」を表示したところ。色々エロゲを動かして試したところ、以下のフォントがあればとりあえず何とかなります。

・IPAMona Japanese fonts

・Takao Japanese fonts

・VLGothic Japanese fonts

エロゲのフォント設定画面で、

f:id:self_fella:20210407112842p:plain

IPA モナーゴシックか明朝を選んでおくと、大抵はキレイに表示されます。

f:id:self_fella:20210407113200p:plain

こんな感じです。

リゾートBOIN

 

最近のエロゲはフォント内蔵型のものも普及しているので、特に設定しなくともキレイに日本語表示される作品も増えています。

 

実際にエロゲを動かすときは、1. DVD等の媒体からsetup.exeを動かしてインストールする、2. レジストリを使用していないエロゲは一旦Windows上にインストールし、フォルダごとWineのホームディレクトリにコピーする、といった方法があります。ダウンロード型のエロゲはDRM認証時に大抵失敗します。

動かし方は目的のexeファイルがある場所に移動して、

$ wine (exename)

と入力するだけです。

f:id:self_fella:20210407120522p:plain

美少女万華鏡-理と迷宮の少女-

 

ひと昔前に比べれば、Wine自体の設定も楽になり、動作状況も安定した状況になっています。奇をてらうハイスペックエロゲでも無い限り、読むのも抜くのも特に支障ありません。

 

 

 

 

【Ubuntu】Wine5を導入する

Ubuntu20.04LTS上にWineを導入します。最新バージョンは6.5まで上がっているようですが、今回はUbuntuソフトウェアセンターにあるバージョン5を使用します。

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最終目標は、Ubuntu上で最近のWindowsエロゲを動かすことです。

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WineはもともとPOSIXに準拠したUNIXオペレーティングシステム上で、Windowsアプリケーションを実行させる仕組みです。Windowsアプリケーションが利用するAPIPOSIX標準のものに置換え実行する仕組みのため、DosBoxやVMwareといったエミュレーターや仮想環境とは異なります。動作速度がネィティブアプリとほぼ変わらず、動作させるためのOSライセンスを必要としないのは利点ですが、エミュレーターや仮想環境に比較し動作が不安定なアプリケーションもそこそこあります。バージョンが低い頃は「動いたら儲けもの」程度でしたが、最近では「ほぼ問題なく動作する」に変わってきているようです。

 

Wineのインストール

まず、32bitアプリケーションが正常動作するようにUbuntu自体のi386アーキテクチャを有効にします。すでに実行されているなら必要ありません。

$ sudo dpkg --print-foreign-architectures 

と入力し、i386と表示されたら32bitアーキテクチャは追加されています。表示されない場合は、以下のコマンドを入力します。

$ sudo dpkg --add-architecture i386 

 Wine本体はソフトウェアセンターからダウンロードするのが一番楽です。

f:id:self_fella:20210404100950p:plain

 「Wine」で検索すればすぐに見つかります。aptでインストールする場合は以下のコマンドです。

$ sudo apt-get install wine

 Ubuntuでサポートされているのはバージョン5までなので、いずれの方法でもバージョン5がインストールされます。最新のものを使いたい場合は、WineHQの公式ページに従いインストールする必要があります。

www.winehq.org

Wine本体と同時にWineの設定ツールであるWinetricksも一緒にインストールしておきます。ソフトウェアセンターにあるものはバージョン5に対応しています。

f:id:self_fella:20210404102734p:plain

 

インストール完了後、Wineを最初に起動するとホームディレクトリ直下に.wineディレクトリが作られます。ここがWineのホームディレクトリになります。

$ winecfg

 と入力してWineの設定画面が表示されればインストール成功です。

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*1:W0G635SE

*2:W0G635SE

*3:W0G635SE

【Ubuntu】VMware上でアリスソフト「鬼畜王ランス」を動かす

Windows98WindowsXPに次いで、エロゲプラットフォームとして普及したOSの一つです。前回までで仮想マシンの設定は終わっているので、今回は実際にWindows9x時代のエロゲをインストール実行してみたいと思います。題材とするのはDOSエロゲを扱ったときと同様、アリスソフトアーカイブズにある「鬼畜王ランス」を使用します。

アリスソフト アーカイブズ

RARファイルで圧縮されているので、Lhaplus等で解凍してください。中身はCUEイメージファイルです。昔のエロゲの大半はCD-DA形式(ゲーム本体とBGM等の音源が分かれたマルチセッションのCD)であるため、単一のISOファイルとして扱えません。このためVMWareで直接イメージマウントすることができないので、CUEファイルをCD-Rに書き込む必要があります。CUEファイルをマウントしてCD-Rに書き込むツールはいくつか存在しますが、「CD Manipulator」が手軽に使えて便利です。無料。

CD Manipulator の評価・使い方 - フリーソフト100

開発が止まって10年以上経過していますが、その手軽さから未だに使われ続けています。インストールも不要で、ダウンロードしたファイルを解凍、中にある「CdManipulator.exe」を動かすだけです。最初に言語選択が出ますが「日本語」を選択します。

f:id:self_fella:20210331141036p:plain

書き込むドライブをドロップダウンリストから選択し、フロッピー→CDのイメージをクリックします。

f:id:self_fella:20210331141204p:plain

CUEファイルの場所をたずねてくるので、解凍したファイルを指定します。ブランクのCD-Rをセットし、OK押下。

以上はWindows上で作業します。残念ながら、UbuntuにはCUEファイルをマウントできる手軽なツールが無いので致し方ありません。

ランス ザ・コンプリート

ランス ザ・コンプリート

 

 

仮想マシンを起動する際には、設定画面でCD/DVD項目を「Auto Detect」にしておきます。Windowsが起動した際にDドライブに鬼畜王ランスのCD-Rがマウントされているので、中のsetup.exeをダブルクリックしてインストールします。インストールが終了すればランチャーからそのまま起動できます。

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UbuntuVMware上で動かしているところ。昔のエロゲは大なり小なり反社会性反骨性をものが多く、心地良いものでした。今のエロゲはおとなしくなったものです。そしてここでも、敢えて問いたい。

君は256色カラーのエロゲで抜くことが出来るか!!!?

 

前回よりも難易度は下がっています。

 

 

 

【Ubuntu】VMware上でWindows9xを動かす

Windows9xはマルチコアCPUでは動作しません。Windows9x用に最適化されているエロゲも同様にマルチコアCPUでは動作しません。大昔の物理マシン(Pentiumマシン)が残っているならまだしも、なければ仮想環境で動かすしか方法はありません。

 


〈目次〉


 

1. 必要なもの

Windows9xVMware上にゲストOSとしてインストールする際に必要になるものは、以下の通りです。

VMware Workstation Player

 入手とインストールについては前回記事参照。

self-fella.hatenablog.com

Windows9xのメディア

現時点では中古市場でもほとんど流通していないため、Windows9xのメディアを手に入れるのは非常に困難です。もっとも、本記事を読んでいるような方はたぶん自前で持っていると思いますが。

 

Windows9xのブートフロッピー

無印Windows98以前は、CDからブートできないので起動用フロッピーが必要です。メディアを持っていれば、同梱されているケースもあります。Windows98se以降はCDからブートできるので必要なし。もっとも、物理的なフロッピーディスクドライブ本体が希少になりつつあるため、使用が困難かもしれません。UbuntuではUSB形態のFDドライブであってもドライバが合わない可能性があります。

VMware本体はフロッピーにしろ光学ディスクにしろ、イメージマウントができるので、物理的なフロッピーではなく起動ディスクのイメージを用意したほうが便利です。

www.bootdisk.com

こちらのサイトにWindows9x系の起動ディスクイメージが揃っています。

 

VMware Tools

各ゲストOSに最適なVMイメージ用のドライバが同梱されているので、入手必須です。入れないと画面解像度の設定ができなくなるといった弊害が出てくる恐れがあります。ただし、公式サイトにあるVMware ToolsはWindows2000以前のレガシーOSには対応していません。以下のファイルを入手しますが、物が古いためいつ削除されてもおかしくない現状です。欲しい人は早めにゲットです。

https://my.vmware.com/jp/web/vmware/downloads/details?downloadGroup=VMTOOLS1009&productId=353

ここにある「VMware Tools packages for Windows, Linux, FreeBSD and OS X」を選択しダウンロードします。ファイル名は「VMware-Tools-legacy-10.0.9-3917699.zip」です。ダウンロードするためには予めVMwareにアカウント登録(無料)し、ログインする必要があります。

ファイルを展開すると各OS名のついたISOファイルが出てきますが、注意しなければならないのは「ゲストOSに合わせたファイルが必要」な点です。今回、ゲストOSはWindows9xなのでWindows用のISOファイルを使用します。

 

・オーディオドライバの入手

ビデオカードドライバはVMware Toolsをインストールすることで何とかなりますが、オーディオドライバは手動で設定する必要が出てきます。音が出なくても構わないなら必要ありません。

http://www.techbug.com/en/knowledge-base/vmware

Webアーカイブの記事ですが、Windows98で音を鳴らすためには

 SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exe

 eapci8m.ecw

の2つのファイルが必要になります。これを導入すると「Sound Blaster PCI128」としてオーディオドライバが構成されます。

試していないのでわかりませんが、Windows95用のドライバはCreativeのES1373サウンドドライバ(ES1373.exe)だと上手く動くらしいです。WindowsMeについても未確認ですが、こちらは特にドライバを手動設定することなくデフォルトインストールのままで音が出るらしいです。

 

2. VMwareの初期設定

では、実際にWindows98をゲストOSとしてインストールします。初期画面から「Create a New Virtual Machine」を選択します。

f:id:self_fella:20210330120317p:plain

「I will install the operationg system later.」を選択し、まずはまっさらなハードディスクイメージを準備します。

f:id:self_fella:20210330120616p:plain

 OSはWindows98を選択します。

f:id:self_fella:20210330120914p:plain仮想マシンに名前をつけ、 仮想イメージを保存する場所を選択します。ホームディレクトリの直下にでも適当な名前をつけて保存します。

f:id:self_fella:20210330121640p:plain

仮想ディスクのサイズを決めます。デフォルトの8GBで通常は十分かと思います。FAT32でフォーマットする予定なので32GB以上のサイズは無意味です。 ハードディスクを単一構成にするか複数構成にするかは好みです。ヘビーな使い方をしなければ、単一構成でもそれほどファイルサイズは大きくなりません。

この後、確認画面が出てきますが、カスタマイズしておいたほうがいい項目があります。

f:id:self_fella:20210330121942p:plain

・Memory ホストがGB単位であっても、Windows98ではデフォルトの256MBで十分です。

・Processors 1から変更しないで下さい。動かなくなります。

・New CD/DVD(IDE) 自動判別でいいです。

・Network Adapter ブリッジにするとゲストOSに独自にIPアドレスを割り当てることができますが、インターネットなど外部につなぐ予定がないならばホストオンリーでいいかと思います。

・USB Controller 1.1にしてください。それ以上にしてもWindows98では認識しません。

f:id:self_fella:20210330122559p:plain

次にAddボタンを押して、Floppy Driveを追加します。これは後から、起動用のフロッピーイメージをマウントするために使います。物理的なFDがない状態でも構いません。

最終的な調整が終わったら、フィニッシュです。ホームディレクトの指定した場所に仮想ディスクイメージが作られます。

 

3. Windows98SEのインストール

Second EditionはCDからブートできるので、FDの設定はいりません。フロッピーでの起動方法を示すため、ここでは一旦無印Windows98をインストールして後にSecond Editionにアップグレードします。SEより前のものはCDからブートできないので、先にダウンロードしておいた起動フロッピーイメージから起動します。

初期画面にWindows98が追加されているので、「Edit virtual machine settings」を開きます。

f:id:self_fella:20210330134455p:plain

「Floppy」の項目で「Use a floppy image」を選択、イメージを指定します。

この状態でPowerONすると、フロッピーディスクが読み込まれると同時にCD-ROMのドライバが組み込まれます。

f:id:self_fella:20210330140128p:plain

おなじみのWindows98セットアップ画面が出てきます。1を選択します。ゲストOSからホストOSへのフォーカス切替は「Ctrl + Alt」で行います。ホストOSからゲストOSの切り替えはゲストOSの画面をクリックするだけ。CD-ROMドライブのドライバが組み込まれるので、どこのドライブに割り当てられたか覚えておいてください。通常は、Aドライブが起動フロッピー、Cドライブがインストール先となるドライブ、DドライブにFDISKやFORMATなどの診断ツール、EドライブにWindows98CD-ROMが割り当てられます。

この段階ではまだCドライブがフォーマットされていないので、FDISKとFORMATを行います。Dドライブに移動してFDISKを起動します。

D:>FDISK

f:id:self_fella:20210330140843p:plain

 大容量ディスクをサポートするか聞いてくるので「Y」。

f:id:self_fella:20210330141353p:plain

1の「Create DOS partition or Logical DOS Drive」を選択。

f:id:self_fella:20210330141442p:plain

1の「Create Primary DOS Partition」を選択。

f:id:self_fella:20210330141529p:plain

ハードディスクの最大容量をパーティションに割り当てるか、尋ねてくるので「Y」。

以上でFDISKが始まり、終わったらEscキーでプロンプトに戻ります。再起動の必要があるので、VMwareのメニューから「Virtual Machine」→「Send Ctrl + Alt + Del」を選択します。

再起動が終わったら、Dドライブに移動し今度はFORMATを実行します。

D:>FORMAT C:

ラベルを入力したければ入力、完了メッセージが出たら終了です。

f:id:self_fella:20210330142626p:plain

 Windows98 CD-ROMのあるドライブ(Eドライブ)に移動して、SETUPと入力すればGUIでのWindows98セットアップが始まります。ここから先はWindows98セットアップの解説資料を参照してください。Windows98がインストールされた後、Second EditionのCD-ROMをセットすれば、同様なGUI画面でアップグレードされます。

 

4. VMwareTools、その他ドライバの設定

OSをインストールしただけでは、ビデオドライバやオーディオドライバが正しく設定されていません。これを解消するために、まずVMWare Toolsをインストールします。ダウンロードしたVMware Toolsファイルを解凍後、winPre2k.isoを使用します。

f:id:self_fella:20210330143750p:plain

「Virtual Machine Settings」をまず選択し、CD/DVDの項目でISOファイルを指定します。この状態でPowerONすると、ISOイメージをマウントした状態でWindowsが起動します。Windowsが起動するとVMware Toolsのインストール画面が出てきます。自動で起動しないようならば、CD内にあるsetup.exeを直接動かせばよいです。「次へ」でどんどん進み、ゲストOSの再起動後に有効になります。

VMware Toolsをインストールすればビデオドライバは正しく設定されますが、オーディオドライバは「不明なデバイス」のままです。このため、オーディオドライバファイルを外部からゲストOSにもってきてインストールする必要があります。VMware Toolsさえ入れてしまえば、ホストOS→ゲストOS間のファイルのやり取りはドラッグアンドドロップでできるようになります。最初にダウンロードした「SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exe」と「eapci8m.ecw」の2つのファイルを、UbuntuのファイルマネージャからWindows98エクスプローラドラッグアンドドロップするだけです。

「SBPCI_WebDrvsV5_12_01.exe」をタブルクリックすると、「Sound Blaster PCI128」のドライバがインストールされます。途中で、Windows98のCD-ROMを要求されるので予めセットしておいてください。Virtual Machineの設定で、CD/DVDは「Auto Detect」にし物理ディスクを認識できるようにしておきます。「eapci8m.ecw」はMIDI音源の再生に必要です。C:\Windows\System\の配下に置きます。

f:id:self_fella:20210331101038p:plain

バイスマネージャを開き、オーディオドライバやビデオドライバが上図のように認識されれば成功です。

 

以上、Ubuntu上で構築してきましたが、VMイメージの作成はWindowsでもやり方は同じです。慣れている環境で構築し、VMイメージだけ移動させるのも一つの手です。移動させたVMイメージを最初に起動すると、「移動したものか」「コピーしたものか」尋ねられます。「コピー」を選択するとUUIDとMACアドレスが新規に割り当てられ、以前の仮想マシンとは別物になってしまうので、通常は「移動」を選択しておいたほうがいいです。