【ePSXe】セーブデータの管理
以前は、実機に合わせてメモリーカードは2個までしか使用できませんでしたが、バージョン2以降あたりからゲーム毎にメモリーカードを設定することが可能となりました。ゲーム毎にセーブデータを使い分けることができるので、この点実機より優れています。メニューから「設定」→「メモリーカード」を選択。
「ゲーム毎にメモリーカードを用意する」をチェックして起動すると、ePSXeを配置したフォルダの下
\memcards\games
に、ゲーム毎の型番のついたメモリーカードイメージが作られます。拡張子mcr、実機に合わせて-00と-01の二つ、サイズも128KBで作られます。
もしPS3やMediaGo上に実機のセーブデータが残っているならば、ゲーム型番のついたファイル名にリネイムして使えます。※PS3やMediaGoでは、PlayStationのセーブデータはゲーム毎に存在します。
SLPS_(識別型番数字の上3桁).(識別型番数字の下2桁)-00.mcr
SLPS_(識別型番数字の上3桁).(識別型番数字の下2桁)-01.mcr
ファイルのサフィックスはSLPSもしくはSLPM等がメジャーです。ゲームCDないしケースに大抵印字されているはずなので、すぐ分かります。
メモリーカードはPlayStation本体に比べて劣化が激しいため、中古流通市場でも品薄です。すでに生産終了のため、模造品以外で新品を手にいれることはまずできません。
本体が使えなくなる前にメモリーカードが消耗してしまう可能性もあるため、予備を常にキープしておくか、エミュレータに移行するか、何らかの措置が必要です。出所のあやしいものは、数回使用しただけで使えなくなる可能性もあります。ドMなツワモノは、たまにセーブなしで最初から最後までゲームをやり続けることもあるらしいですが。