【Chromebook】リモートデスクトップでエロゲを実行する
かなり以前の記事で、ChromebookからリモートでWindowsパソコンに接続し、エロゲを実行するのは邪道みたいなことを触れたかと思います。しかし、コロナ禍収まらぬ今日、テレワークやらリモートワークが盛んに叫ばれる中、
「リモート接続でのエロゲ実行も意外とイケるのでは?」
と考えを改め、実行してみることにしました。接続には定番である「Chrome Remote Desktop」を使います。
Windows側での準備
「Chrome Remote Desktop」を使うためには、
1. Chromeブラウザがインストールされていること
2. 有効なGoogleアカウントが設定されていること
が前提条件です。
Chromeブラウザが既にインストールされているとして、拡張機能として「Chrome Remote Desktop」を追加します。
Chrome Remote Desktop - Chrome ウェブストア
Chrome ウェブストアで「Chrome リモートデスクトップ」で検索すればすぐに見つかります。
拡張機能のアイコンをクリックすると、リモートアクセスの設定画面が現れます。ダウンロードボタンを押すと、機能のインストールが進みます。設定する内容は、アクセス時に必要になるPINコード(6ケタ以上の数字)とコンピュータ名です。コンピュータ名はWindowsで設定してあるものがデフォルト表示されるので、特に変更する必要はありません。
「Chrome Remote Desktop」の設定が終わったら、Chromeブラウザは立ち上げたままにしておきます。
Chromebook側での設定
「Chrome Remote Desktop」にはChromeブラウザの拡張機能版とChromeアプリ版の両方が用意されています。Chromeアプリ版であれば、ブラウザのツールバー等がなくなって見た目がよくなりますが、両者は機能的に大きな差はありません。両者ともChome ウェブストアですぐに見つかります。リモートデスクトップの拡張機能アイコンをクリックすると、Windows側のパソコンが「リモートのデバイス」に表示されているので、それをクリックしPINコードを入力すれば、ブラウザの画面内にWindowsのデスクトップが表示されます。
エロゲを実行するとこんな感じになります。デフォルトでリモートオーディオが有効になっているので、ちゃんと音も出ます。もし、聞こえないようなら、操作側(Chromebook側)の音量を上げてみてください。
ブラウザの枠が気になるようなら、Chromeアプリ版を利用するといいです。フルスクリーンにしたいときは、︙ から全画面表示する四角形を押します。
リモートデスクトップの接続を無効にするには、「リモートのデバイス」の接続先右側にあるゴミ箱を押すだけです。一旦削除すると、最初から(PINコードの設定から)になります。
Chromebook クロームブック ASUS ノートパソコン 14.0型フルHD液晶 日本語キーボード C434TA シルバー グーグル Google
- 発売日: 2019/07/20
- メディア: Personal Computers
実際に使用した感触
家庭内LANで使用する分にはほとんどストレスはありません。Windowsパソコンをそのまま操作しているのと同じ感触で動かせます。Chromeリモートデスクトップの醍醐味はインターネット越しで、家から職場のパソコンを動かす、ないしその逆にあります。外から家のPCのエロゲを動かすといった芸当もできますが、家庭内LANに比べてどうしても動きが鈍くなります。これは、昨今の在宅ワークをしている人々なら共通の悩みでしょう(別にエロゲに限ったことではありません)。
あと、操作される側に設定したWindowsパソコンで、Chromeリモートデスクトップの接続先を自分自身にすると、無限万華鏡の世界を垣間見ることができます。バグなのか正常なものかは区別がつきません。
今回は、操作される側をWindowsパソコンにしましたが、Chromeブラウザがインストールできればいいので、MacでもLinuxでも同様にリモートで操作できます。