【RemixOS】RemixOS補完計画 その8
RemixOSでのゲーム実行
Androidエロゲは実行できて当然です。ここではエロゲ以外の健全ゲームについて扱います。GooglePlayストアで配信されているゲームの中には、RemixOSでの実行が不可能なものから、逆にスマホよりも操作性がよくなるものまで幅広く存在します。
1. 機能的に無理があるもの
GPS機能を利用しているゲームは実行を諦めたほうがいいです。GPS機能を搭載したPCにRemixOSをインストールする手もありますが、ノートPCやデスクトップPCを担いで、「ポケモンGO」をプレイする人はいないでしょう。
あと、AndroidM以前をサポートしないゲームやルート化環境での実行を許可しないゲームも、プレイできません。
2. 操作的に無理があるもの
派手な動きを要するアクションゲームや、「音ゲー」が該当します。RemixOSのマウス操作では、2点同時タップや素早いスワイプ、フリックなどはできません。
コナミの「ときめきアイドル」。落ちてくる2点ノーツに対して、マウスでどうやって同時タップしろと?
また、最初からスマホでの操作を前提に作られているゲームも操作性が著しく落ちます。アクションRPGではキャラを移動する際に、ヌルヌルと指で引っ張る動きがありますが、マウスでは非常に操作しづらいです。
3. RemixOSでプレイすることで操作性が向上するもの
概ね以下に該当するものは、スマホよりも操作性が向上します。
・元々PCゲームであったものをスマホに移植したもの
代表的な作品として往年の名RPGである「バルダーズゲート」シリーズがあります。
本来マウス操作主体なので、RemixOSでプレイすることでPCに変わらない操作性が得られます。スマホでは各ボタンが小さすぎて操作に難があります。
・昔のコンシューマ機ゲームをスマホに移植したもの
RemixOSは素の状態でUSBゲームパッドが利用できます。Windowsに特化したものでなければ、大抵使えます。このため、スーファミやプレステから移植したようなゲームは、ゲームパッドを利用することで、昔のコンシューマ機と同じ操作性が得られます。
スーファミの名作「ロマサガ2」。ゲームパッドを利用することで昔の操作性そのままです。
ブラウザとスマホでインターフェイスを変えているゲームもあるので、一概に言えませんが、インターフェイスが同じものはRemixOSでのプレイのほうが操作性に優れます。ブラウザインターフェイスは基本マウス操作であるためです。また、ブラウザゲームは画面をフルに利用し細々とボタンやリンクを配置する傾向があり、そのままスマホに移植されるとごった煮感が増加します。作品例としては、モバゲーにあったものをスマホに移植したもの等が該当します。
「大航海時代5」。航海先を選択する時など当たり判定が結構シビアで、指が太いと押すのに苦労しますが、マウスだとピンポイント指定できます。
4. あまり変化がないもの
ノベルゲームや脱出ゲーム、パズルものなどは、スマホでもRemixOSでも大差ありません。激しい動きを要しないので、操作性に差がないからです。
概して、元来スマホ以外のプラットフォームで動いていた昔のゲームを移植したケースでは、RemixOS等PC用Androidで動かしてみると劇的な変化をもたらします。携帯性が損なわれますが、得られるものも大きいです。