【PSP】UMDディスクを丸ごとISOイメージに変換する
CFW化したPSP本体を使用して、UMDディスクを丸ごとリッピングしISOイメージ化します。CFW化については前回記事参照。
UMDディスクをISOイメージ化すれば、PSP本体がなくともエミュレータを利用してパソコン上でプレイすることができます。また、メモリースティックにISOイメージを保存しておけば、ディスクレスでのプレイが可能です。UMDはその独自の形状と再生媒体が現実的にPSPしかないことと相まって、DRMがかかっているものはまずありません(UMD互換再生機器があるらしいですが、べらぼうな値段がした記憶があります)。DRMをかけまくることで有名な肥の作品すら、吸出しできてしまいます。
用意するもの
・対象となるUMDディスク
・パソコン、PSP用USBケーブル
・PSP Filer
https://blog.apolo1192.net/wp-content/uploads/filer6.6.zip
なぜか公式サイトは閉じられているので、ミラーから落とします。PSP Filerは多機能なファイルマネージャー。基本機能はCFW化しなくとも使えますが、UMDの吸出しにはCFW化が必要。
手順
1. パソコンとPSPをケーブルでつなぎ、データ転送モードにしておきます。PSP Filerを解凍し、/release/GAME/にあるFILERフォルダをメモリースティックの/PSP/GAME/へ丸ごとコピーします。
2. UMDをセットした状態でPSPを起動。メモリースティックの中に「PSP Filer」があるので選択。起動後、言語を選択。
3. △ボタンでアプリケーションメニューが開くので、Rボタンを押して「UMD読み出し」を選択。
4. 抽出するISOファイル名の入力を求められるので入力。デフォルトはUMDのIDがそのまま表示。STARTボタンで読み込み開始。
5. 終了のメッセージが出たら、×ボタン → HOMEボタンを押して「はい」で終了。
6. 吸い出したISOイメージはメモリースティック直下のisoフォルダ内にあります。このままの状態でディスクレスプレイをすることができますが、PC上のエミュレータでプレイしたい場合は、ISOイメージをPC上に移動させます。
Windows上で起動させているところ。エミュレータはPPSSPPを使用しています。
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