PSP(PlayStationPortable)にCFW(カスタムファームウェア)を導入した際の記録。PSPは名器として世に聞こえており、名作も多いです。すでにサポートが終了し新作ソフトが世に出ることもありませんが、未だ根強い人気です。
OSのファームウェアバージョンは6.61。最終バージョンであり、今後更新されることはありません。従って、今回恒久的なCFW化を行いました。やり方は様々なサイトで紹介されているので、手順だけを略記します。
用意するもの
1. PSP本体、パソコン、PSP用USBケーブル、本体に装着したメモリースティック
PSP本体はファームウェア6.61に予めバージョンアップしておきます。
2. CFW
メジャーなものとして、MEとPROがありますが今回はLMEを使います。拘りがなければ、どちらでも可。
release_661lme2.3 (mediafire.com)
3. Infinity2.0
CFWを導入しただけでは電源断再起動のたびにリセットされ、元のファームウェアに戻ってしまいます。infinityは電源を落としてもCFWの状態を維持するツール。
手順
1. PSPとパソコンをUSB接続し、CFWをダウンロード解凍。解凍先フォルダ「PSP」→「GAME」フォルダにある「installer」と「launcher」をPSPのメモリースティック「PSP」→「GAME」フォルダにコピー。
2. PSP本体のメモリースティックメニューの中に、1でコピーした「LME installer」と「LME laucher」があるので、まず「LME installer」を起動。英語表記がたらたら表示され、「Press X to install modules」と表示されたら、Xボタンでインストール。次に「LME auncher」を実行、導入は自動で行われ終了するとHomeに戻る。
3. Infinityをダウンロード解凍。解凍先フォルダ「standard」にある「eboot.pbp」をPSPの「PSP」→「GAME」→「UPDATE」にコピー。「UPDATE」フォルダがなければ作成。
4. Infinityがメニューに表示されるので実行。「Press X to install infinity」と表示されたら、Xボタンでインストール。「Press X to reboot」と表示されたら、Xボタンで再起動。再起動し再度Infinityを実行、Home画面が表示されたら←ボタンで画面を移動、CFWの種類が選択できるので「LME」を選択(選択は×ボタンで)。PSP本体のHOMEボタンでInfinityを終了できるので押下、×ボタンで決定。
5. PSPを再起動し、本体設定メニューの「本体情報」からシステムソフトウェアが「6.61 LME-2.3∞」となっていれば成功。
CFWを導入しておけば、UMDからROMイメージを抽出したり、カスタムメニューに変えてみたりと色々できるようになります。決定キーが〇でなく×であることに注意すれば、導入自体は難しくありません。