勃てよ、国民!

下ネタあり、閲覧注意!

【Raspberry Pi 4】自家発電用ラズパイを作る その1

電気代激高騰の中、電子工作で電気を起こすわけではありません。

ラズパイも4になり、メモリやCPUが大幅強化されたため、ようやくエロゲやエロアプリのプラットフォームとして使える感がしてきました。とはいうものの、ARM版Windowsは未だ使い物にならないことが判明しているので、今回はOSに安定性の高いAndroidを選択しました。

 

使用したパーツ類

1. ラズパイ4本体

2GB, 4GB, 8GBのモデルがあります。実用性を考慮し8GBを選択。円安の影響下、前モデルに比べて割高感あり。しかも在庫薄のため、安値を待つよりは見かけたら確保したほうがいいかも。

 

2.  ACアダプター

5V3AでUSB-Cの規格であれば、どんなものでも可。本体には電源ボタンがないので、アダプターにスイッチがあるものが便利かも。

 

3.  HDMIケーブル

ラズパイ4の映像音声出力端子としてHDMI端子が2つ用意されているが、いずれもマイクロHDMIなので注意が必要。通常の端子では接続できない。

 

4. microSDカード

OSインストール用、安物はすぐ壊れるので避けたほうがいいかも。32GB以上あり、サンディスクやサムソンなど定評のあるものがベター。

 

5. ケース

ラズパイ4は発熱がすごいので、ヒートシンクと冷却ファンがついたケースが必要かもです。見た目もPCライクなものが多く、今回は上ケースの色違いを組み立てました。各種ネジだけでなく、ドライバも付属していました。

 

6. その他必要なもの

・USBキーボード、USBマウス、HDMI端子を持ったディスプレイ

 日頃使っているPC用のもので可。Bluetoothは最初は認識しないので、避けたほうがいいかも。

・PCとSDカードライタ

 OSをmicroSDに書き込むために必要。物によっては変換アダプタがいるかも。

USBメモリ

 GApps(Google関連のライブラリ)の導入や、OSのパッチ充てに必要。

 

組立

ケースに入っている説明書図の通り組み立てていけばOK。ネジやネジ受けは長いものと短いものの2種類しかなく、説明図にどちらを使用するか書いてあります。以下、注意する点。

 

1. ヒートシンクの接着面

テープが貼られてていますが、爪をたてると全体がはがれてしまうため、うまく表面だけ剥す必要あり。青の表面シートだけをはがし、白い接着面は残す。

 

2. ファンの向き

向きを間違えると風を吸い出す形になり、冷却効果が出ません。

上から見たところ。

 

3. GPIOのボード

縦に挿しこむ形ですが、垂直に完全にささっていないと、ケースのネジ穴との位置がずれてしまいます。

 

酒を飲みながらでも、組上げるのに1時間もかかりませんでした。ちっこいです。microSDカードは何度も取り付け、取り外しをするわけではないので、予めOSをインストールしておき、組上げる前につけておいたほうがいいかもです。

 

OSのインストール

今回はAndroid13を選択しました。随所で紹介されており、ラズパイ4との相性は抜群なようです。

・AOSP

AOSP (Android 13) for Raspberry Pi 4

ファイルはAOSP13-20230615-KonstaKANG-rpi4.zip。AOSPにはOTA版がありますが、これは既インストール済みのOSに対して、TWRP経由でパッチ充てを行うものです。

・GApps

NikGapps - Browse Files at SourceForge.net

GooglePlayストアを動かすために必要。対象ページからAndroid13用の最新版を落とします。あとでインストールするので、対象zipファイルをUSBメモリに入れておきます。

 

インストールにはRaspberry Pi Imagerを使うのが一般的なようです。

www.raspberrypi.com

ラズパイOSの公式サイトからダウロードできます。使い方も簡単で、ダウンロード解凍したAOSPイメージを選択し、書き込むSDカードを選択するだけ。

OSイメージ書き込みはRufusなど他のツールでもいいかと思います。

 

注意点としては、システム領域、ユーザ領域合わせて6GB程度しか確保されず、残りが未割当領域になってしまうことです。

boot領域はFAT32Windowsからアクセス可。ブートシーケンスを決定するconfig.txtがおいてあります。のこりはext4で最後の領域がユーザ領域。4GB程度では使い物にならないので、この部分を予め拡張しておく必要があります。

 

ディスク拡張ツールであれば何でもいいのですが、使い慣れたGPartedを使用しました。光学ドライブからのブートが必要です。

gparted.org

 

microSDカードは通常アルファベットが一番大きいディスクになります。ハードディスクが2台あれば、sda, sdbがハードディスク、sdcがmicroSDカード。userdataを選択。

 

最終領域の後方に未割当領域があれば、最大サイズまで拡張できます。

 

最大まで拡張したところ。

 

次回はOSの初期設定を行う予定。