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【Raspberry Pi 4】自家発電用ラズパイを作る その2

前回、AOSP版Android13を使用して、自家発電用ラズパイを作ると宣言しましたが、GAppsがうまく動作しなかったので諦めました。

self-fella.hatenablog.com

インストール自体は成功したものの、GFSのIDを送信する際にエラーで弾かれ、登録できなかったことが原因です。IDを別のパソコンから登録してみても、一向に動く気配がありませんでした。

 

そこで、無理にAndroid13上でGoogleサービスを動かそうとするよりも、GAppsが確実に動くとわかっているOpenGAppsに切り替えました。

The Open GApps Project

このプロジェクトではスマホと同様に、Googleサービスをアクティベートする際に同時にGFSの登録までやってくれます。ただし、バージョンはAndroid11までしか対応していません。このため、Android13の使用は諦め、Android11をインストールすることにしました。幸い、LineageOSがRaspberry Pi4に対応しているため、これを利用することにしました。LineageOSはほとんど素の状態のAndroidで、AOSPと大差ありません。

LineageOS 18.1 (Android 11) for Raspberry Pi 4 (konstakang.com)

インストールはAOSPで説明した内容と同手順です。

1. 対象となるZipファイルをダウンロード展開

2. Rufus等で展開イメージをMicroSDに書き込む

3. 必要であればUser領域を拡張しておく

OpenGAppsの導入も非常に簡単で、随所で説明されているように進めれば、ほぼ問題ありません。公式ページから自分の環境にあったファイルをダウンロードし、ZipのままUSBメモリに保存、その後Raspberry Pi4をリカバリーモードで再起動しTWRPからインストールするだけです。OSが立ち上がると、スマホと同様、Googleサービスのアクティベーションが始まります。ここで、万全を期すなら、普段使いとは別のGoogleアカウントを使用すべきでしょうが、なぜかカスタムROMに関してはグーグルは寛容であるため、普段使いのGoogleアカウントでも当面は問題ないと思います。OpenGApps経由でアカウント登録すると、デフォルトでは「Raspberry Pi 4」の名前で端末登録され、Androidタブレットとして認識されます。

 

最初に設定しておきたい項目

以下、OS初期状態インストール時に設定したい項目。GAppsを入れる前におこなっておきたいです。

 

1. 開発者向けオプションの有効化

以下の設定の中には開発者向けオプションを有効にしないとできないものがあるので、一番最初に実行します。やり方はスマホと同じ。「設定」→「タブレット情報」にあるビルド番号を連続クリックするだけです。

 

2. 日本語環境の設定

初期状態では英語になっているので、「設計」→「システム」→「言語と入力」から「言語」に日本語を追加し、英語より上に移動させます。

 

3. 音声出力インターフェースの変更

音声の出力先を調整します。デフォルトではHDMI(ディスプレイのスピーカ)が音声出力先になっているはずですが、異なっていたら変更します。「設定」にある「Raspberry Pi settings」から「Audio device」を選択。

もし、外部スピーカーをオーディオジャックに取り付けたい場合は、「3.5mm jack」に変更。

 

3. 電源ボタンの可視化

Raspberry Pi settings」にある「Virtual buttons on navigation bar」にチェックをいれると電源ボタンをナビゲーションバー右下に表示させることができます。単純クリックは画面をロックするだけ、若干長めに押します。「電源を切る」「再起動」のボタンが現れるのでクリック。

また、再起動時にリカバリーモードを選択できるようにするために、以下の設定を行います。

「システム」→「ジェスチャ」→「電源ボタン メニュー」にある「高度な再起動にチェック」。

再起動時に「リカバリー」を選択でき、TWRPに入ることができます。

 

4. 画面回転の停止

Raspberry Pi settings」から「Display rotation」を0(横向き)、「Force rotation」にチェックを入れ回転を止めます。これで、大体のアプリは回転しなくなります。

画面回転制御を止めても、中には縦表示のままのアプリもあり(ディスプレイの長いほうを縦と認識する)、この場合、顔を横に向けるか、専用ツールを使って無理やり画面方向を固定してしまうしかありません。

self-fella.hatenablog.com

 

最近ではPC用ディスプレイであっても回転できるものが、ちらほら見られますし、回転させるためのモニターアームもあります。個々のアプリ毎の設定が面倒ならば、これらを利用するのも手かもしれません。

 

5. スリープモードの解除

「開発者向けオプション」にある「スリープモードにしない」をチェックすれば、スリープが止まります。通常、電源に直接つないでの運用であればスリープさせないほうがいいかもしれません。

 

5. フリーフォームウィンドウの有効化

前回記事参照。

self-fella.hatenablog.com

PCディスプレイでは、フリーフォーム、マルチウィンドウが非常に便利、慣れるとPC同感覚で操作できるようになります。

 

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