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【Chromebook】WineをChromebookに導入する

LinuxシステムをChromebook上に構築したら、次はWineをLinuxに導入します。Wineはインテル製CPUで動くWindowsプログラムローダです。ARM版も開発中のようですが、ChromeOS用に用意されているのはIntel(およびその互換)製CPU版です。

Chrome用のWineには64bit版と32bit版が用意されていますが、64bit版は動作が不安定です。今回は32bit版を導入しました。いずれもバージョンは1.8.7です。

 

ターミナルを立ち上げ、以下のコマンドを入力します。

$ export WINEARCH=win32 winecfg

$ sudo apt-get install wine32

  :

(インストールメッセージ)

  :

$ winecfg 

 

以下のようなWine設定画面が立ち上がれば成功です。

f:id:self_fella:20191027101017p:plain

 

*もし、aptでLinuxパッケージをまだGetしていないなら、パッケージリストを構築する必要があるので以下のコマンドを一番最初に打ち込んでください。

$ sudo dpkg --configure -a

 

前回、LinuxシステムとChrome本体とのファイルのやり取りにつき記載した方法で、Chrome本体側からWin32アプリケーションを持ってきます。

 

self-fella.hatenablog.com

 

今回使用したWin32アプリケーションはWin倉庫番です。exeを含んだ実行ファイル一式を~/.wine/drive_cの直下にでも置きます。

以下のコマンドで起動

$ wine ~/.wine/drive_c/Win_SOKO/winsoko.exe

f:id:self_fella:20191027101553p:plain

この段階では、フォントの指定ができていないので、文字化けしています。

WindowsEXE実行に必要なライブラリやフォントの設定にはWinetricksを使用しますが、現段階ではChrome用のaptパッケージリストの中にはありません。配布元からgetしてくる必要がありますが、これはまたの機会に。

 

これで、ムフフッな展開が期待できますな。

ではでは。