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【役立つサイト】Webアーカイブを利用する

ついこの前まで存在していたサイトやWebページが急に消滅するのは、インターネットの世界では日常茶飯事です。大半は困らない事が多いのですが、例えば、仕事で使用しているソフトウェアのセキュリティパッチを公開していたページが、ある日を境に急にアクセスできなくなると、パッチをあて忘れていた場合などは目も当てられなくなります。また、パソコンを入れ替えたときに、「以前ダウンロードして使っていたソフトを再度ダウンロードしようとアクセスしてみたがすでに閉鎖されていた」はよくあるケースです。

そんなとき、諦めて放置してしまうのではなく、Webアーカイブで探すという手があります。

https://web.archive.org/

非常に有名なサイトなので、活用されている方も多いかと思います。

以下例として、マイクロソフトの「Office互換機能パック」の入手方法をとりあげます。

 

「Office互換機能パック」の入手

このツールは、古いOffice(XP, 2003など)で、2007以降に実装されたdocx, xlsxなど、拡張子x付のファイルを変換して、XPや2003で開けるようにするものです。2018年4月までは公開されていましたが、それ以降は閉鎖されています。

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=3

上記ページにアクセスしてもNotFoundです。

 

【旧商品/サポート終了】Office XP Professional

【旧商品/サポート終了】Office XP Professional

  • 発売日: 2001/06/08
  • メディア: CD-ROM
 

 

 

ここで、最初のWebアーカイブのページにアクセスします。

f:id:self_fella:20200310224522j:plain

URL入力欄に、マイクロソフトの閉鎖されているURLを入力します。

 

f:id:self_fella:20200310224857j:plain

 

ページの保存状況を示すカレンダーが現れます。実際に閉鎖される直前の2018年3月あたりで、マークされている日付をクリックします。ここでは3月13日あたりのアーカイブを選択します。

すると、

f:id:self_fella:20200310225530j:plain

かつては、存在していたダウンロード用のページが出現します。対象である「FileFormatConverters.exe」も一緒にアーカイブされているので、普通にダウンロードできます。

Webアーカイブの保存先は以下のような形になります。

https://web.archive.org/web/保存された日付/保存先のURL

 

他にも、いろいろな活用方法があるので、一度は訪れてブックマークしておくと便利です。