【FireHD】「ピッコマ」をGoogle端末化せずに使用する
「待てば無料」で有名なピッコマですが、残念ながらAmazonストアアプリには登録されていません。アプリ版はGooglePlayかApp Storeにしかありません。
Kindleと競合するためか、漫画リーダー自体がAmazonストアアプリにほとんどないです。FireHDでピッコマを使うためにはGoogle端末化して云々、という方法が真っ先に思いつきますが、実はGoogle端末化せずとも使えます。(一部使えない機能あり)
やり方は上記過去記事に示してあるように、Apk DownloaderサイトからAPKを落として、野良アプリとしてインストールするだけです。
以下、FireHDで「ピッコマ」を使う際の留意点です。
〈目次〉
1. ピッコマアカウントの作成
ピッコマのアカウントは複数端末間でデータ連携させることはできません。できるのはデータ引継ぎだけです。従って、無課金で使用するのが前提であれば、アカウント作成自体あまり意味がありません。購入することがあるかも、という立ち位置であれば作成しておくに越したことはありません。
アカウント作成自体はほんの数分で終わります。マイページにある「アカウント登録」をタップ。メール、Twitter、Facebookの中から認証方法を選択し、パスワード等の必要事項を設定します。アカウント登録後、プロフィール作成が出てきますが、これは後からでも設定できます。
もし、スマホ上に既存のアカウントがあり、ここからFireHD上にデータ引継ぎを行いたいときは以下の手順になります。非常に分かりづらい場所に入口があります。マイページにある「ヘルプ」から辿っていきます。
下のほうにある「データ引継ぎについて」をタップ。
真ん中の「データ引き継ぎはこちら」をタップすると、引継方法の選択画面が出てくるのでアカウント登録時の情報を入力します。
2. FireHD上でのピッコマ機能制約
FireHD上ではポイント購入など、課金行為は一切できません。これは、課金に際してGooglePlayのAPIを介しているためです。購入ボタンを押しても「エラー」が表示されるだけです。文字通り、無料書籍を「読むだけ」にしか使えません。それでも、大量の漫画が時間さえかければすべて無料で読めることを考えると、大したデメリットではないかもしれません。もしどうしても購入したいのならば、予めスマホなどで購入して、それをFireHDにデータ引継ぎするという面倒な方法になります。
あと、他のAndroidスマホと同様に、著作権保護の観点からか漫画本編のスクリーンショットを撮影することはできません。iPhoneでは何気にスクリーンショットが撮れるようです。
3. Kindleとの比較
まず、値段について。いくつかの作品を比較しましたが、単品でみるとKindleのほうが数円~数十円程度安いです。
・ピッコマの場合
・Kindleの場合
Amazon.co.jp: to loveるとらぶるダークネス: Kindleストア
そんなに差はないと思われるかもしれませんが、Amazonポイント、プライム特典などを考慮すると、購入に関してはKindleのほうが圧倒的にお得です。私自身、「購入はKindleで、流し読みはピッコマで」とはっきり使い分けています。
次に、ピッコマの作品は、Kindle等ePub対応作品と異なり、ダウンロードして読む形式ではなく、オンライン上で読む形式です。このため、インターネットに接続されていない環境では、ピッコマはただのゴミアプリと化します。この点も、じっくり読む形式には向いていません。
ピッコマに適しているのは「流し読み」スタイルです。そして、ピッコマに向いている人は、月単位ないし年単位で少しずつコツコツ読み進めれる根気のある人です。
4. ピッコマで抜くことはできるのか?
結論、無理です(私見)。R18指定にかかるエッチぃのはありません。一時、Web版のピッコマにR-18指定書籍が置かれているとの噂が立ちましたが、確認はとれていません。もしあったとしても少数と思われます。やはり抜くのが目的なら、FANZAやDLsiteへ逝け、ということなのでしょう。
FANZAブックス スーパーセール【第2弾】 - FANZAブックス(旧電子書籍)